高次脳検査装置とは
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高次脳機能障害の多くは外見からは分かりにくく、本人も自覚していないことが多く、家族からも理解されにくい状況にあり症状も様々です。
本検査プログラムでは、高次脳機能障害にみられる特徴的な症状である視覚失認等の、傾向を判断する補助を行います。
又、一定時間継続した検査を行う為、 脳性麻痺等の症状を含め集中力の維持状態の確認も行えます。 -
導入効果
従来より高次脳障害に関しては、検査器による判断は非常に困難でありました。
- 本装置では視覚に関わる検査(認知/判断/操作)を行い、高次脳障害での判定の補助を強力に行います。
- リハビリテーション等の利用では、療法効果や症状の推移状態(機能回復など)の経緯を確認及び監視する事が出来ます。
検査の流れ
検査方法
検査では、街路走行映像をTVモニタに表示し、 任意のエリアへ反応マークを表示します。
被験者はマークが表示されましたら手元のスイッチを押します。
測定はその反応時間や認識モレを計測し、画面イメージの領域毎に反応時間による色分けを行い、認識度合の傾向を確認します。
検査の流れ
①街路樹走行映像を表示
②任意の領域へ反応マークを表示
③マークに対し手元のスイッチを押す
④反応時間を測定
⑤①~④を繰り返し検査
検査終了
検査結果

製品構成
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標準添付品
- 取扱説明書
- 検査ユニット(パーソナル・コンピュータ)
- 汎用カラー・プリンタ
- 操作スイッチ
SKシリーズのオプションでは、検査ユニットおよび汎用カラー・プリンターはシステム統合され重複いたしません。
オプション
- 卓上押しボタン・スイッチ
- 検査映像
- 汎用大型液晶モニタ
標準では路面走行の検査映像となりますが、飛行の航空映像や水中での環境映像を検査映像にします。
※ 他に必要な治具や部材については、ご相談下さい。